「ホテルローヤル」を書いた直木賞受賞作家の
桜木紫乃さんが
壇蜜さんの文章を、「オール読物」の対談で絶賛しています。
最近では、「
アラサーちゃん無修正」で、女優としても活躍中の壇蜜さん。
番組の中では、アラサー女子の本音をズバズバ言って面白いですね。
ゆるフワちゃんとの、女同士の駆け引きも、楽しく拝見しています。
そんな壇蜜さんですが、直木賞作家の桜木紫乃さんからすると
一切「忙しい」「疲れた」「あの人にこれを言われた」といった愚痴がない点が
壇蜜さんの日記の良い所だそうです。
この桜木さんに対して、壇蜜さんは
「わかってもらえなくて当然だし、わかってあげられなくて当然だと思えば、
大抵のことに腹は立たない気がして」
と返しています。
そして、話が飛躍して
「話せば分かるなんて言うのだったら、五一五事件で犬養首相は死ななかった。」と！
なんとも壇蜜さんらしい論理の飛躍が、楽しい日記になりそうな感じです。
壇蜜さんの
「壇蜜日記」は2014年10月10日発売の文庫本です。
芸能人の書いたものの多くには、ゴーストライターがいると言われる中
壇蜜さんのものは、100％本人作だと、編集者が言っているようですね。
壇蜜さん自身も
「私のなかで文芸は一番遠い世界だと思っていたので、
その世界にもし仲間に入れてもらうとしたら、
壇蜜としての生命をいくら使ってでも近づきたいと思っていました。
それはおそらくグラビア業や女優業とはまた違う視点で、
尊いものなんだろうと。女優は最終的に向いてないなって」
と、「オール読物」の対談で語っているので
もしかすると、本当に小説家に転身があるかもしれませんね。
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