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エボラ出血熱感染者が日本で出た場合の対策や病院は、
どうなっているのかを調べました。
WHO調べによると、エボラ出血熱の感染数は約9000人にも拡大し
亡くなった方は、約半分の4493人におよんでいます。
現在、医療先進国でもあるアメリカのテキサス州の病院で、
エボラ出血熱感染者の治療を行った看護師が
二次感染した疑いがあると報じられました。
西アフリカで猛威を振るっているため日本にはあまり関係が無いようにも思われますが
フランスの植民地であったためヨーロッパ経由で日本に入ってくる可能性もあります。
この
エボラ出血熱に対する日本の対応は
水際対策としてエボラ出血熱が発生した国に滞在していた入国者に
診察は行っているものの、
滞在歴や渡航歴に関しては自己申告だというのです。
＜対策＞
日本で感染者が出た場合、以下の指定施設に搬送され治療されます。(厚労省HPから）
特定感染症指定医療機関
千葉県 成田赤十字病院 ２床
東京都 独立行政法人国立国際医療研究センター病院 ４床
大阪府 りんくう総合医療センター ２床
第一種感染症指定医療機関
北海道 市立札幌病院 ２床
岩手県 盛岡市立病院 ２床
山形県 山形県立中央病院 ２床
福島県 公立大学法人福島県立医科大学附属病院 ２床
茨城県 ＪＡとりで総合医療センター ２床
栃木県 自治医科大学附属病院 １床
群馬県 群馬大学医学部附属病院 ２床
埼玉県 埼玉医科大学病院 ２床
千葉県 成田赤十字病院 １床
東京都 都立墨東病院 ２床
東京都 都立駒込病院 ２床
東京都 公益財団法人東京都保健医療公社荏原病院 ２床
神奈川県 横浜市立市民病院 ２床
新潟県 新潟市民病院 ２床
富山県 富山県立中央病院 ２床
福井県 福井県立病院 ２床
山梨県 山梨県立中央病院 ２床
長野県 長野県立須坂病院 ２床
岐阜県 岐阜赤十字病院 ２床
静岡県 静岡市立静岡病院 ２床
愛知県 名古屋第二赤十字病院 ２床
三重県 伊勢赤十字病院 ２床
滋賀県 大津市民病院 ２床
京都府 京都府立医科大学附属病院 ２床
大阪府 市立堺病院 １床
大阪府 大阪市立総合医療センター １床
大阪府 りんくう総合医療センター ２床
兵庫県 神戸市立医療センター中央市民病院 ２床
兵庫県 兵庫県立加古川医療センター ２床
奈良県 奈良県立医科大学附属病院 ２床
和歌山県 日本赤十字社 和歌山医療センター ２床
鳥取県 鳥取県立厚生病院 ２床
島根県 松江赤十字病院 ２床
岡山県 岡山大学病院 ２床
広島県 国立大学法人広島大学病院 ２床
山口県 山口県立総合医療センター ２床
徳島県 徳島大学病院 ２床
高知県 高知医療センター ２床
福岡県 福岡市立こども病院・感染症センター ２床
佐賀県 地方独立行政法人佐賀県医療センター好生館 ２床
長崎県 長崎大学病院 ２床
熊本県 熊本市立熊本市民病院 ２床
沖縄県 沖縄県立南部医療センター・こども医療センター ２床
沖縄県 琉球大学医学部付属病院 ２床
＜治療薬＞
ドイツの研究チームが、
アビガン錠が
エボラ出血熱に効果があるという動物実験の結果を発表。
それを受け、未承認治療薬にもかかわらず、
フランス・ドイツ・スペインなどでは、患者に投与しています。
このアビガン錠は、富山化学工業が開発した新型インフルエンザ治療薬で
インフルエンザウイルスとエボラウイルスとは構造が似ているため
試されているようです。
日本でも、国内でエボラ出血熱感染症患者が確認された場合
この
アビガン錠の投与を認めると発表しています。
このアビガン錠に限らず、エボラ出血熱の特効薬が早く開発され
多くの患者さんが助かりますように願うばかりです。
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2014-10-18 00:47
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